2018年9月13日木曜日

クリップスタジオペイントで筆ペン


筆(完成版?)
https://assets.clip-studio.com/ja-jp/detail?id=1385913
こちらのブラシ素材をカスタマイズして使用する。


1. ブラシの濃度
2. 描画するレイヤーのモノクロ設定のアルファ閾値

この二つが設定のポイント。
ブラシ濃度が薄く、レイヤーのアルファが透明なほどかすれる。



  ブラシのカスタマイズ  


間隔によるブラシ濃度調整を有効に。
数値は80程度。




ブラシ濃度影響元設定、速度を有効に、数値は50より高く。




入り抜き設定、ブラシサイズとブラシ濃度を有効化。
ブラシサイズ0~30、ブラシ濃度50程度。




好みで、
補正の、角をとがらせるを有効、
はらいを高めに設定する。



基本的な設定は以上。あとは個人の好みで数値を調整したり他の項目をカスタマイズしてバリエーションを作ったりすると良いです。


  レイヤーの設定  

カラー(グレー)のラスターレイヤーを作成、何か書いてからモノクロモードに設定する。カラーレイヤーに一度、何か書いてからでないとアルファ閾値付きのモノクロ変換ができない。

デフォルトの128を基準に、
 アルファ閾値を高くすると全体がかすれ、
 アルファ閾値を低くすると全体が濃くなる。

アルファ閾値で墨の濃さを後から調整できる



  Tips  

  • レイヤーのアルファ値で調整するため、ソフト消しゴムなどレイヤーを透明化するブラシで部分的にかすれを作れる。(徐々に消える。)

  • ベクターレイヤーはかすれが出ないが、ラスター化すれば同じ効果を得られる。


  • ストロークが交差すると墨が溜まったようになってしまう。下にレイヤーを作り、交差しないように、適時、下のレイヤーへ転写しながら書くと汚くならない。



  • ブラシ先端をカスタマイズしたスクラッチでこするとかすれたはらい跳ねを作れる。




0 件のコメント:

コメントを投稿