2017年7月16日日曜日

写真を絵画風に加工する Dynamic Auto Painter の使い方メモ

Dynamic Auto Painter
http://www.mediachance.com/dap/
Windows用、$98。

写真を元に絵画風の画像を作成してくれるソフトです。



基本

  1. 画像をドラッグ&ドロップして読み込む
  2. 好みのプリセットを選んで start を押す。
  3. Non-stop 設定の場合は手動で停止する。
  4. 必要に応じて後加工をする。
  5. 保存する。




簡単な説明

Presets:画風の選択タブ

プリセットの選択。設定値のバリエーションで子プリセットを持っているものがある。

Painter:描き方の設定タブ

Pallete:他の画像から色をサンプリングすることができる。(例えば、青っぽい画像を指定すると仕上がりが青っぽくなる。)
Expressive~Realstic:色使いが、原色~混色。
Dry~Wet:ストロークが、にじまない~にじむ。

Brush Strokes:ブラシストローク
Size:最小、最大ブラシサイズの設定。
鍵アイコン:最小-最大比の固定。
[~]アイコン:Auto Size。時間経過でブラシサイズの変化をグラフで設定する。
Relative:相対サイズ
Strokes:ストローク数
Outline:輪郭の強弱(?)

Canvas OutPut Size:出力画像のサイズの設定
Clear Canvas on Start:スタート時にキャンバスを消去するかどうか。加筆、上塗りが可。
Real Canvas:キャンバスの設定。デフォルトでプリセットに最適な設定がされている。
Natural Borders:四隅に塗り残しの枠が出来る。

Dynamic Painter:画風の調整
Faithful~Impress:画風が、写実派~印象派。半々がベスト。
Real~Surreal:形状の現実的~超現実。Surreal側に振るほど画面がゆがむ。

Detail Brushes:Under Paint(下塗り)ブラシに対してのディテールブラシを使用する割合の設定
Less Time~More Time:少ない~多い。
Quality:品質
Speed~Precision:速度優先~精度優先。
Speed of Light:光速。オンにしている間だけ、速度優先になる。

Advanced:詳細設定タブ

Override Current Preset:現在のプリセットを上書き(?)
Thick Paint Covers canvas:厚塗りでキャンバスを覆う(?)
Color Shift:色の調整。左側を変えたい元の色、右側を目的の色に設定(?)
Nomal~Sharp:ブラシストロークのシャープさ
Super-Crisp:色変化の頻度が高まる。
Watercolor-type Natural Borders:自然な水彩境界
Enable Flashback:フラッシュバック機能。タイムラインでペイントの工程を巻き戻せる。

Paint Mask:マスキングの設定
Defocus Mask:背景ボケの設定。被写体をフォーカスし、背景をボケさせる。
Detail Mask:ディテールブラシで描画する範囲の指定。プリセットの重ねかけ、加筆時に。

Retouch:レタッチタブ

Canvas Reveal Brush:キャンバスで復元ペイント
UnderPaint Reveal Brush:下塗りで復元ペイント
Soft Reveal Brush:Dry Reveal工程完了時の画像で復元ペイント
Input Photo Brush:元画像で復元ペイント
Revert to ’As Painted':全工程終了時の画像で復元ペイント
Clone Brush:画像上の任意の位置をコピーしてペイント
Rest All:取り消し
Fill with selectes Paint Tool:選択中のブラシで塗りつぶす


Outline:アウトラインタブ

輪郭線を加えることが出来る。

Canvas:キャンバスタブ

好みのキャンバスのテクスチャを選べる。

Material:素材タブ

絵具のテクスチャ効果、照明の当て方を選べる。

Color Adjust:色調整タブ


Layers:レイヤータブ

用意されているレイヤー効果を付与出来る。

Final Output:最終出力タブ

保存形式の設定。


その他

補助描画

自動描画中に一時停止すると右側のQuick Toolタブで選んだ設定で、マウスを使って手作業でペイントすることが出来る。自動描画の工程によって可、不可がある(?)。
Auto Brush:ブラシは自動で選ばれストロークのみの描画。
Force Auto Brush:強制自動ブラシ(?)
Selected Only Brush:選択したブラシでの描画。

バッチ処理


ファイルメニューから選べる。
複数の画像を同じプリセットで処理、一枚の画像を複数のプリセットで処理、が可能。

Plug-ins:プラグイン
Perspective Correction:パース補正、台形補正。
Lens Correction:レンズ補正、カメラレンズの歪みを補正。
Caricature:似顔絵。Photoshopの歪みフィルタと同様。


メモ

バッチ処理でまとめて加工しておいて、自分の使い慣れたソフトでレタッチするのが楽だと思います。


サンプル

元画像

DAP加工、プリセット名.jpg




2 件のコメント:

  1. Dynamic Auto Painter I am very impressed with your post because this post is very beneficial for me and provide a new knowledge to me.

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  2. Dynamic Auto Painter I am very impressed with your post because this post is very beneficial for me and provide a new knowledge to me.

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